災害ボランティア活動

災害ボランティア活動

ボランティア中の写真
宮城県山元町災害
ボランティアバスパック
(主催:所沢市社会福祉協議会)
 近年、多発する地震や集中豪雨などによる災害の被害が頻繁に発生しており、こうした災害時には、被災地で災害ボランティアセンターが立ち上げられ、多くのボランティアや市民団体による活動が、被災地の復旧・復興の大きな力となっています。

ここでは、災害ボランティア活動の心構えと災害ボランティア情報についてご案内します。

所沢市災害ボランティアセンター・
災害ボランティアガイドブック(PDF/1194KB)

※クリックすると別ウィンドウでPDFデータが開きます。

ボランティアの心構え(被災地に行く前に)

災害ボランティア活動には大きな期待が寄せられますが、一方で、ボランティア活動が被災地の人々や他のボランティアの負担や迷惑にならないよう、ボランティア一人ひとりが自分自身の行動と安全に責任を持つ必要があります。

基本的な留意事項

(1) 自分のことは自分で守る
病気や食べ物、住居に困っているのは被災者である。被災者に迷惑をかけては、なんのためにボランティアに行ったのかわからない。健康管理は言うまでもなく、食事や宿泊場所の確保、帰省時の交通費、貴重品の管理など、自分のことは自分で守ること。また、ボランティア保険にも事前に入っておくとよい。
(2) 被災者の立場に立った活動をする
混乱している被災者の心をかき乱すような態度は好ましくない。挨拶や言葉遣いなど、基本的なことを大切にすること。ボランティアは被災者に「やってあげる」のではない。「お手伝いさせていただく」くらいの気持ちで。
(3) 自分で考えて行動しよう
誰かの指示を待っているのではなく、自分で考えて行動する。周囲の様子をよく見て、今、自分ができることをやってみる。
(4) 集団行動のルールを守る
ただし、災害ボランティア活動はグループでの活動である。勝手な判断をするのはやめ、問題が起きたらグループで相談して解決するか、それでもだめな場合はボランティアセンターに相談すること。
(5) 断る勇気を持つ
気持ちが先走り、できないことまで安請け合いするのはやめる。できないことはできないと断る勇気も必要である。できないことを引き受けても、後でトラブルになるだけ。
(6) 思い込みをなくす
勝手な思い込みは被災者との心のすれ違いを生むこともある。また「自分がやらなければ!」といった気負い過ぎも、被災者にとっては大きなお世話になる場合もある。「何をやるべきか」「何が求められているか」をしっかり理解し、役に立つ活動をする。
(7) 地域住民の自立を支援する
被災者とボランティアは復興に向けて「一緒に協力する」関係である。やり過ぎて被災者の自立を遅らせることのないように、気を付けることが重要。

活動するための手順

(1) 正確な情報を事前に入手
ホームページや報道などでボランティア募集の状況についての情報を入手する。「とりあえず現地に行ってみる」と思って現地に行っても、ボランティアを募集しておらず、無駄足になることもある。
(2) 現地センターへ連絡
直接現地ボランティアセンターに連絡し、ボランティアを募集しているか、交通手段はどうなっているか、持っていくものがあるか、注意することは何かなどを確認する。
(3) 出かける準備
近くの社会福祉協議会もしくは現地ボランティアセンターでボランティア活動保険に入る。持ち物や昼食、飲み物など必要なものを用意し、帰宅時の計画も含めた旅の手配をし、活動ができる健康体であるか確認する。
(4) 現地へ出発
無理な旅程はやめる。余裕を持って。
(5) 現地到着
現地ボランティアセンターで受付する。

被災地支援・災害ボランティア情報

全国社会福祉協議会 全国ボランティア・市民活動振興センターでは、災害ボランティア関係情報を随時公開しています。

全国社会福祉協議会 被災地支援・災害ボランティア情報について

ページの
一番上へ